2012年7月31日火曜日

和田年弘先輩講演を終えて

先週27日の金曜日、三木青年会議所第3代・4代理事長である和田年弘先輩の




講演会を開催しました。



いろいろとお話をいただきましたが、私が強烈に感じたのは起業家としての




チャレンジ精神とハングリー精神です。いくつかお話がありましたが一つ挙げたいと思います。





和田先輩が理事長時代、ヨーロッパの企業と技術提携の交渉に行きたいが、当時は





渡航規制があり、なかなか海外に行けなかった。その時、JCの世界経済会議(おそらく





現在の世界会議)がヨーロッパで開催されるということを聞き、そこに出席するという理由で





渡航。そして、通訳の手伝いはあったものの、片言の英語で技術提携の交渉を行い、





見事成功させます。








私の感覚でいうと、こんなこと今でもなかなかできません。









私たち(私)に最も足りないものはこの部分だと思います。



戦後の荒廃した時期と同じような危機的経済状況の中(危機的なのは経済だけではない





ですが)生き残っていくためには、自分が「これだ」と思うものに対して率先して行動する





チャレンジ精神と、なんとしてもモノにしてやるのだというハングリー精神が必須なのです。






そして、企業を存続させるだけでなく、地域や社会に貢献するということも重要です。





理解はしているつもりですが、君子曰く「言うは易く行うは難し」。







経験と実績を積まれてきた先輩の言葉を聞き、知行合一の難しさと自身の未熟さを痛感した、





そんな機会でありました。










2012年7月27日金曜日

和田年弘先輩講演

本日18:30より、三木商工会館にて、三木青年会議所第3代、4代理事長であり





近畿工業株式会社相談役の和田年弘先輩の講演会を開催します。





この講演会は、私が理事長としてどうしてもやりたかった想いのこもったものです。





地域に貢献する企業人を目指す我々にとって、本日の講演は大きな学びとなることでしょう。







2012年7月25日水曜日

サマコン&中学生県議会

梅雨も明け、いよいよ夏本番。



そして夏の事業といえば、毎年パシフィコ横浜で開催されるサマーコンファレンス。

先週21、22日と15名のメンバーで参加してまいりました。





オープニングは、私のイチオシ作家である北康利氏と日本JC井川会頭との対談。



そこから夕方まで各種セミナー、講演会があり、晩は横浜中華街にて懇親会。



そのあと、兵庫ブロック協議会の懇親会に出席し、次年度理事長予定者である



橘田剛くんと挨拶まわりを行いました。





兵庫の同志たちと交流したのち、再び三木JCのメンバーと合流。そこでは、姉妹JCである



台湾中レキJCのブライアン副理事長も特別参加してくれました。




次年度の色が出てくる時期なので、少々さみしい感じもしましたが、全体的には大いに



盛り上がったサマコンだったと思います。設営にあたられた佐々木委員長をはじめとする



会員資質向上委員会のみなさん、お疲れ様でした。








そして23日の月曜日は、兵庫ブロック事業である中学生県議会を傍聴してきました。






              (三木中学校の子どもたちが発表しているところです)






昨年は私が担当させてもらった事業ということもあり、ひとごとには思えず、ハラハラ



していましたが、しっかりと中学生が発表している姿を見て、「やっぱりいい事業だな。」と





改めて実感しました。ぜひこれからも続けていただきたいと思います。





今年の中学生県議会を担当した徳議長をはじめとする兵庫の未来創造会議のみなさん、





本当にお疲れ様でした。今回は募集から本番まで、日程が短くかなりハードだったと思います。



少し休んだら事業のデータをしっかりまとめて参加中学生やお世話になった方々に渡して





あげてくださいね。






2012年7月19日木曜日

三木市長と市幹部との懇談会

昨日、三木市長・市幹部と三木商工会議所建設部会との懇談会がありました。



私は商工会議所の議員で建設部会に属しており、この懇談会に参加していました。






三木の発展のためにざっくばらんな意見交換を行おうというもので、建設業としての




スタンスにこだわらずお話しさせていただき、非常に有意義な機会でした。




真摯にご対応いただいた、薮本市長をはじめとする市幹部の皆様に心より感謝申しあげます。








私は、基本的に、経済第一主義、生活第一主義であります。




これからは国に頼ることなく、この地域だけで収支を合わせることができなければ、滅びて




無くなってしまいます。つまり、まずは、死なないようにご飯をたべられる環境にすること。




これが最低条件。




そこを押さえずしてまちづくりを語るのは綺麗ごとにしかすぎません。






とにかくまちを活性化させることが大切です。




まちの活性化のためには、人、モノ、金をたくさん流通させなければなりません。そして、




その為に、様々な規制緩和を行い、地域の資源・長所を最大限に活かさなくてはなりません。







私はその貴重な資源の一つとして175号沿線用途地域の規制緩和を挙げました。




大村はかなり開発されました。しかし、調整区域で何も手を付けることができない地域が




まだたくさんあります。






あのあたりに出店したい店舗や会社、またその他施設があるようです。




用途地域の変更ができれば、行政がお金を使わなくとも、民間の力でどんどん開発される




でしょう。雇用がうまれ、住人は増え、税収もあがります。税収があがれば、住人へのサービスも




充実し、より住みよくなります。若者も帰ってきます。子どもも増えます。新たなコミュニティーが




形成されます。まちは生き続けることができます。






三木のような歴史ある田舎にとって環境や景観は大切です。しかし、優先順位を間違えると




過疎化まっしぐらであります。そのあたりをしっかりと認識しないと、この地域の「誰」に「何」を




残したいのかが分からなくなるでしょう。







自分の老後のことしか考えない住人が増えていくに比例して、まちは消えていくのです。








2012年7月17日火曜日

いじめ問題

今、テレビはこぞって大津中学校のいじめ問題について報道しています。




この一事件に対して、野田首相がコメントをしているのを見て、国を挙げた大問題に




なっているのだと痛感します。(もしくはマスコミがしています)




たくさんのテレビや新聞が報道しているのを見るに、この問題のとらえ方に少々違和感を








感じることがあります。







違和感というのは、予想以上の大問題となっているということではなく、問題の本質は一体




どこにあるのだろう?という違和感です。








自殺した中学生は本当に気の毒です。未然に防ぐ方法はなかったのか?周りの人たちは




助けることができなかったのか?何とかならなかったのか?





中学校や教育委員会の隠ぺい体質、教師の資質低下、生徒同士の問題、学校の在り方、




問題を挙げていけば多々ありますし、早急に改善すべき問題です。しかし、これらは氷山の




一角であって、そこだけを諸悪の根源にして問題を解決することは、自分のことを棚に上げて、








学校や教育委員会だけを吊し上げる魔女狩り的な発想に思えてなりません。







学校だけでなく、様々な団体においていじめや差別があります。子どもの世界だけでなく、




大人の世界でも、いや、大人の世界のほうがいじめや差別があるのです。




会社や近隣や自治会や諸団体など、人の集まりの中では、大体いじめや差別があります。








自分の身の回りのいじめや差別を見て見ぬふりをしている大人が、またはその自覚さえ




ない大人が、「学校や教育委員会だけが悪い」と言えないはずです。自分の行いに対し、




一度も振り返りや反省をすることなく、他のものだけを責めるというのはおかしいことですし、




それこそ、大津市の教育委員会と同じようなことだと思います。








今回の自殺問題の根幹は、大津市や中学校や教育委員会という限られた世界だけでなく、




今の大人の在り方が、このような悲劇の一つとなって現れたのではないか、と思えてなりません。







2012年7月11日水曜日

命日

私事ですが、今日は祖父の命日です。



亡くなってから21年経つのだと思うと、改めて月日の流れの早さに驚きます。






やさしい祖父でした。



私が小学校の頃、



「将来、お前は何になりたいんや?」と聞かれ、





「僕、おじいちゃんとお父さんの会社を継ぐねん!」と答えると、





「お前なんかにあと継がせたら、会社つぶれてまうわ。


・・・でも、そうやったら頑張らんとな。」





と、嬉しそうに微笑んでくれたのを思い出します。







あれから30年。私は会社の社長となりました。






当時、新入社員だった人たちが重役となり、会社を一生懸命支えてくれています。








この命日の墓参りは、





今なお会社を存続させていただけている感謝の気持ちとともに、





自分はちゃんとやれているのか、と改めて自問自答するよい機会です。









2012年7月10日火曜日

次代の光育成事業!

7月8日の日曜日、本年度唯一の対外事業である「みっきぃふるさと創造プロジェクト~地域に



届け、ぼくらの希望!~」の第1回目が開催されました。




この事業は映画作りを通して、自分の住むこのまちのことを考え、まちへの愛や未来への夢を




抱いてもらおうというものです。




当日は、市内より約20名の中学生に参加いただき、ものがたり法人FireWorksの方々と




次回の撮影に向けての準備を行いました。





彼らが真剣に話し合っている様子を見て、頼もしく思うと同時に、きっといい作品ができる




だろうな、とワクワクしました。






第2回は、8月4日、5日。いよいよクランクインです。