3月10日、11日の当初の予定は、盛岡市で日本JCの総会及び復興フォーラムに
出席する予定でしたが、手配のトラブルでエアのチケットが取れず、やむをえずに
断念しました。
テレビでは各局が様々な特集を組んでおり、私も家で見ておりました。
被災地は、なんとか生活が出来る「復旧」は、ある程度進んでいますが、
本格的な「復興」はまだまだこれからといったところでしょうか。
被災地の方のいろいろな言葉やメッセージを聞いていますと、その切実さが画面を
通して伝わってきます。
支援を受けた方の感謝の言葉、就職先が無いという方の言葉、もう少し復興の速度を
速めてほしいという方の言葉。
どれも真実の言葉であり、先の阪神淡路大震災を経験した私たちにとって、いろいろと
考えさせられることがありました。
その中で、以下のようなことを話された方がいました。
あるタクシーの運転手は、
「もらってばかりいると、ダメになってしまいます。」
ある初老の男性は、
「ずっともらっていると、もらい慣れしてしまう。むしろそのほうが怖い。」
私は、体に電流が流れたような感覚に襲われました。
この未曾有の大災害にも負けずに、自立を伴った真の復興に向けて奮闘する
被災者の方の崇高な志に感動しました。
崇高な志を持って復興へと進まれているからこそ世界中から
返信削除支援の輪が広がっているのでしょうね。